ピーターパン・シンドローム

ピーターパン・シンドロームは、
年齢的には大人であっても、行動や感情が自己中心的な幼児のままである男性のことをいいます。

ピーターパン症候群とも呼ばれているピーターパン・シンドロームの男性は、我が強いわりに主張することが苦手で、
対人関係をウマく結ぶことができず、職場でも孤立してしまいがちです。

そして、いやなことがあると仕事をおろそかにしたり、
家に帰ると不満を家族にぶつけたり、暴力行為に至ることもあります。

そのくせ、親に依存していて、甘えたいときに甘える・・・というようなタイプです。

つまり、ピーターパン・シンドローム(ピーターパン症候群)の男性は、
精神的に未熟であり、ナルシシズムで無責任、反抗的で怒りっぽく、
ずる賢いという傾向がある反面、
傷つきやすく不安定で、就職などの社会活動に消極的です。

また、社会活動に参加していても役割や責任を果たそうともせず、
社会不適応とみなされます。

さらに、性的なコンプレックスがあり、現実の女性との恋愛が苦手ですが、母性の強い女性に心惹かれる面を持っています。

このようなピーターパン・シンドローム(ピーターパン症候群)が発生する背景には、
しつけ不足や過保護、過干渉、いじめによるトラウマ、
劣等感からの逃避願望など、様々な要因が考えられます。

そして、ニートや引きこもりと共通点がたくさんあります。

わが子をピーターパン・シンドローム(ピーターパン症候群)にしないためには

わが子をピーターパン・シンドローム(ピーターパン症候群)にしないためには、
ピーターパン・シンドロームを提唱したダン・カイリー教授の著書の中の、ピーターパン・シンドロームの予防と治療のための「しつけ基本原則10か条」を参考にしてみましょう。

ダン・カイリーのしつけ基本原則10か条

(1)コミュニケーションは予防策にしか過ぎない。解決には行動することが必要。

(2)「曲げてよい規則」と「曲げてはいけない規則」がある。

(3)子どもが「自分の役目」をちゃんと行っている限り、親は干渉しない。

(4)上手な叱り方ですばやく罰すれば、何度も繰り返さなくて済む。

(5)子どものもっともな不満に耳を傾ける。

(6)理屈にかなった制限と理性的な規律を与えれば、子どもは自我と自尊心を身につける。

(7)仲間の圧力に屈しないように,親は信念をもって子どもを導く。

(8)子どもは大人が思う以上に強さと想像力を持っているので、子どものやり方に目くじらを立てるより、楽しむゆとりが大切。

(9)家族全員で一緒に働いたり遊んだりする。

(10)説教ではなく身を持って示す。不言実行こそ最善の教育である。

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