妄想

妄想

妄想とは、精神医学では「事実とは違うことを本気で事実と思い込むこと。」をいいます。

妄想は、躁病、うつ病、統合失調症等の精神疾患、
ある種類のてんかんや認知症、薬物中毒などが原因になります。

妄想を生じていると、その思い込みは事実と異なると言う証拠を示しても、頑として認めようとはしません。

たとえば、「私はガンだ」という妄想を生じている人に対して、
「健康である」という診断書を見せても、
「検査ミスだ。」、「他の人と間違えている。」などと主張します。

そして、周囲にその妄想が間違っているということを諭されても、
決して聞き入れることができません。

妄想の種類

誇大妄想

誇大妄想は、自己を過剰評価したり、実際には存在しない地位や財産、
能力があるように思い込みます。

躁病の患者さんに多くみられます。

被害妄想

被害妄想は、他人から悪意をも言って阻害されていると信じます。

事業や就職などで失敗すると、他人の妨害や攻撃のせいだと考えます。

統合失調症によくみられます。

盗害妄想

盗害妄想は、自分のものを盗まれたと思い込みます。

認知症の患者さんに多くみられます。

罪業妄想

罪業妄想は、自分はとても罪深い存在であり、周囲に迷惑をかけているなどと思い込みます。

うつ病の患者さんに多くみられます。

心気妄想

心気妄想は、自分が病気にかかっていると思い込みます。

実際に病気の場合は、症状が実際よりも重いと思い込みます。

うつ病の患者さんに多くみられます。

貧困妄想

貧困妄想は、現実はそうでないにも関わらず、自分はとても貧しく、
このままでは生活が破綻すると悲観します。

うつ病の患者さんに多くみられます。

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