統合失調症

統合失調症は、ポピュラーな病気で、
決して珍しい病気ではありません。

脳をはじめとした神経系が障害される慢性の病気で、
緊張やリラックスを司る神経系や、
意欲やその持続に関連する系列、情報処理や認知に関する系列に
トラブルが起きていると考えられています。

統合失調症とは

統合失調症とは、躁うつ病と並ぶ精神疾患の一つで、
長い間、有効な治療法がなかったため、
偏見や誤解の目で見られることもありました。

統合失調症の症状

統合失調症になると、様々な症状が現れます。

そして、その症状は「陽性症状」、「陰性症状」、「認知障害」の3つに分けることができます。

陽性症状

陽性症状の顕著な病状は、妄想、幻覚、幻聴等があります。

たとえば、見張られている、悪口を言われているというようなことを言ったり、感じたりして、イライラして落ち着かなかったり、激しく興奮するなどします。

ひとり笑い(空笑)、独り言(独語)などの行動もみられ、
突然何か思い出したかのように笑ったり、
誰もいないほうに向かってしゃべりだすなどします。

陰性症状

陰性症状では、集中力が続かない、意欲が湧かない、仕事がおっくうというような精神症状を示します。

周りからは、「怠けているだけ」と思われ、
病気として認識されにくいようです。

そして、症状が長く続き、進行すると、自室から殆ど出ることなく、
学校や仕事にも行かず、引きこもりになります。

認知障害

認知障害では、痴呆に似た症状が現れます。

本が読めない、映画やドラマのストーリが途中で分からなくなる、
指示通りの作業ができなくなるなど、
協調性がなくなり、会社や学校などで一人だけ浮いてしまうなどします。

統合失調症の原因

統合失調症は、脳の機能障害が原因だと考えられていますが、
はっきりしたことは分かっていませんが、
遺伝的要素は指摘されています。

統合失調症を発症しやすい世代

統合失調症を発症する平均的な年齢は、男性18歳、女性25歳です。

比較的若い世代に見られる病気ですが、
中年以降に発症することもあります。

高齢者に発症した場合、認知症と間違って診断され、
発見・治療が遅れてしまうこともあります。

統合失調症の治療

近年は、副作用の少ない新しい薬物治療法が定着し、
回復が望めるようになっています。

 

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